家を建てる際の契約書の種類と内容


土地を選んで、建てる施工業者が決まれば後はいよいよ契約です。家の竣工後のトラブルは、そのほとんどが設計図面や見積書、契約書のチェックミスからきています。 取り返しのつかないことにならないよう、しっかりチェックしてください。

たとえどんなにいい家を建てても、その土地の条件や周りの環境が良くなければ、決して住みやすい家とは言えませんよね。
それに家のように後から変更がきかないだけに、土地選びは本当に慎重にしたいものです。では、いったい何を基準に選べばいいのでしょうか?

家を建てる際の契約書の種類と内容

工事請負契約書

工事の契約書です。契約を口約束で済ませたり、おおよそのどんぶり勘定の契約書では、後々問題が起きても水掛け論で終わるのがオチです。
詳細な工事範囲や内容が分かる見積書を確認し、納得した上で契約を結びましょう。

工事請負契約約款

工事についての約束事を記したものです。工事中には様々なことが起きるものですので、 万が一の時のため、契約約款では次のような事をハッキリさせておきましょう。

請負代金

建築金額は打ち合わせの通りか、工事の範囲はどこからどこまでなのか(見積書でも確認しましょう)

支払いの回数と方法

建築金額の支払いは普通、着工時・上棟時・完成時の3回ですが、建築費用がアップする場合は4回にしたり分割する場合もあります。
また融資利用の場合、いつ融資を受けられるのか確認しておくことも重要です。

着工・竣工の時期 ]

着工の時期と工期はあらかじめ決めておくことが必要です。
また、業者に粗雑な工事をさせないため、ある程度、竣工に余裕を持たせることも 必要です。

履行遅滞違約金 ]

引き渡しが遅れた場合、仮住まいの延長や人件費の追加が出てしまいます。
特に違約金の条件を決めておくことが重要です。

瑕疵担保保証期間

瑕疵とは隠れた欠陥の事で、「瑕疵担保期間」とは、入居後に雨漏りや立て付けの悪い箇所が見つかった場合、 業者が無償で補修しなければならない期間のことです。

火災保険 ]

工事中の火災や災害といった不可抗力に対しては、施工者側で火災保険に入るのが普通です。
保険に入っているかどうか、その保険でどこまでカバーできるのかを、事前の着工前に確認することが大事です。

設計図書

家の設計そのものを表す各種の図面になります。配置図・平面図・立面図・距計図(断面図)・基礎伏図・床伏図・小屋伏図・展開図・設備図・外溝図などがあります。

仕様・仕上表

仕上の材料や施工法を明記したものです。別々ではなく、一緒になったものもあります。

工事費内訳明細書

請負工事金額の内訳を示したものです。最初に大きな工事区分見積もりがあり、 基礎工事・木工事・建具工事などの各工事でさらに細かく分類されているのが一般的です。

契約は解除出来るのでしょうか?

万が一工事中にその業者が倒産してしまった場合、1日でも早く、未完成物件の所有権を自分のものにすることが重要です。
これには施工業者の代表の印を押してもらうことが必要になりますが、倒産した場合の対処としては他の業者に請け負ってもらったりする事もあります。
また、正当な理由がないのに着工日が過ぎても工事を始めなかったり、工事予定よりも著しく遅れるなど契約違反をした場合は、契約を解除できるような約束を契約書に折り込んでおいてもいいでしょう。

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